母と息子とキャッチボールとーおじいちゃんのいい話‥の話ー

長男のこと

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「でも、いい話聞けたからいいやん!」






貴重な貴重な塾のお休みと、学校の早帰りが重なりおまけに次男のそろばん。
わずか40分ほどではありましたが、長男と2人きりのこのゴールデンタイム。
学校から帰宅後、家の前で少し、それから近くの公園へ向かいキャッチボールをしました。




ビオラです。



塾がない日は、稼ぎ時やねぇ~‥


と、この1週間の始まりに、鬼母ぶりをしっかりと出す母。

それに反抗することもなく、帰宅後宿題プラスアルファでチャレンジや、次回の模試に備えて理科や社会の暗記を頑張る長男。もちろん次男も(笑)
流石に塾と同じ4時間近く頑張ろうねぇ~までは言いません←当たり前




もちろん、朝学はいつも通り(*^-^*)



宿題プラス30分程度ですよ。
それでも、遊びたいはずなのによく頑張りました。

話を戻しまして、
この日の前日から、次男のそろばんもあると把握したので、
明日はキャッチボール出来るかなぁ‥ と、
私に聞こえるか聞こえないか(いや、聞かせていた‥)の大きさで呟いていた長男。


私は独り言だと判断しそっとしつつ・・


当日の朝、
いつも通りの朝学に加え朝食後、

「少しやっておこう」
と言いながら、帰宅後するはずの社会の暗記モノと、英語のリスニングを20分プラスでこっそり(いや、私のいる前で)していました。


このアピールがなくても、こんな貴重な時間はないんだから帰宅したら次男のお迎えまでしっかりキャッチボールしようと段取りを考えたいたんだよ(笑)



帰宅後、
「さぁっ!行こうか。」

「いいん?」


のやりとりを済ませ、

(・∀・)ニヤニヤしながら急ぎで服を着替え、まずは家の前でキャッチボール。
やっぱり公園の方がのびのび出来ると言い向かうことに。



次男のお迎えまであと20分程。

急いで公園に向かう途中、転んでしまうというハプニングもありましたが、気もはやり痛みを感じないようで。

さぁ、と準備運動に取り掛かったところ、
お散歩中のお年寄りが声をかけて来てくれました。


「お母さんとキャッチボールか?ええなぁ。」

「あ、はいっ」

「君は何年生?」

「6年で来年から中学です。」

「そうかぁ‥おじいちゃんは88歳。そこで囲碁をしていたんだよ。」

と、そこから‥



ーーーーー


そのおじいちゃんの、若いころのお仕事の話。
剣道をしていたんだよの話。
息子さんたちの話。
で、君は何年生?に戻り‥

88歳の話。
そして、若いころのお仕事の話。
息子さんたちの話。

で、君は何年生?

・・・・




おじいちゃん、今日はね、とても貴重な時間で長男とキャッチボールしに来てるんよ‥
ほんでね、次男のお迎えがもうすぐなんよ‥





(*´ω`)

同じ内容を4回ほど聞かせてもらったところで、

「さぁ!そろそろキャッチボールしようかっ」

と、私から長男にはっきり声を掛けました。

2回目のお話スタートあたりから、グローブに入れたボールを、長男に渡したりそれを私が取ったりと。
一応それらしいアピールはしていましたが、おじいちゃんの話は終わらずで(笑)

次男のお迎えミッションがなければ、何分でもお話できるのに‥
長男が、せっかく望んで来た公園だからキャッチボールしていいかなおじいちゃん?‥


3回目の「88歳なんよ。」の声を聞いた時から、どうやって切り上げようとばかり考えていました。

おじいちゃんごめんね…

ーーーーーー



そんな私の声を聞き、


「おうっ!がんばれよっ!」
と、我に返ったようにおじいちゃんは元気に帰って行かれました。
その姿は、腰も全く曲がっておらず88歳とは思えない。

肌艶もよくて、笑顔も素敵なおじいちゃんでした。





平日いつもより早い帰宅後の、貴重な2人きりの時間。
長男のブームのキャッチボールをしに向かった公園で・・

こういうことになるとは。

(^▽^;)



「同じ話何度もやったし、キャッチボール10分程しかできんようになったなぁ」

私は、なんならあのまま家の前でしておいた方がよかった‥
なんて思い長男に話すと、



返ってきた一言が、


「でも、いい話聞けたからいいやんっ!」

と、急いで帰宅しながら(結局10分程キャッチボールしたかな)も、

「ということは、僕が4年の時の班長さんもあのおじいちゃんに教えてもらっていたんかな?」



(そういえば、あのおじいちゃんは子どもたちに剣道を教えていたという話もされていたな‥)
私が途中から頭に入らずだった話もきちんと覚えていて。


おじいちゃんに真っすぐ向かい、繰り返されるお話に、その回数だけ同じように反応を示す姿は、
我が息子ながら誇らしかった。




キャッチボールが時間いっぱいできなかった。

ではなく、

いい話を、人生の大先輩から聞くことが出来た。


このように考えることが出来る長男。
なかなかです!




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柔らかくておすすめです。



ーーーーーー


そんな‥
本日は、おじいちゃんと長男(時々キャッチボール)。

のお話。




コップに半分入っている水を見て(ビールでもいいよ)

もうこれだけしかない。

と思うか、

まだこれだけある。

と思うかの違い。

これに似ている。
ビオラは、もうこれだけしかないと思うタイプで、長男はまだ‥の方。

我が息子たちに対しての声掛けは、
まだこれだけある精神でしていきたい。

何事も、捉え方ひとつで違ってくる。
これを読んで、そう思ってもらえたら‥





最後まで読んでくれてありがとう。
ビオラさんち






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