子持ち様論争について考えるービオラごとー

その他(ビオラごと)




子持ち様論争
幼い子どもを持つ親を子持ち様と揶揄し、強く批判する声がSNSで上がっていること。



皆さまこんにちは
ビオラです。


この記事が、
少しだけ、
ほんの少しだけですよ。



はじめましての方にも訪問して頂いているようです。

感謝!
感激!


そんなはじめましての方へ。
ご挨拶の自己紹介
プロフィール→
こちらもついでに目を通していただけたら

その姿はお見せ出来ませんが、
間違いなく小躍りしながら喜びます♪

(*ノωノ)



本題へ。

今、話題になっている子持ち様論争について。
お恥ずかしながら、最近この言葉を耳にしたビオラです。




職場での子持ち様論争は、

1.子どもがいて働いている
2.子どもがいなくて働いている
3.男性

の間で繰り広げられているように感じました。


1に関しては思い浮かぶのが女性。
2に関しては男性、女性どちらもイメージ出来ます。

ここに、3は必要ではないかもしれませんが、
あえて、入れてみます。
1.2どちらも男性、女性問わない問題。
そうあるべきなのに、

日本は、子持ち、子無しの社会進出に関しての問題は女性がターゲット。
女性が考えるべき問題。
こう考えること自体が既に間違っていると気づかされました。


50歳を目前のビオラ。
同じ世代、もしくはそれ以上の方は同じ考えでしょうか・・




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2の子どもがいなくて働いていたころのお話を少しだけ。

私が勤めていた会社も、もちろん育児をしながら働いている方がいましたし、
話題になっている発熱や、学校行事でお休みということもありました。


正直、
負担が増えると思う自分がいました。

当たり前でしょ申請ではなく、穴をあけて申し訳ないという申請であったとしても、
自分が忙しい思いをするのは嫌。
出勤している人たちの中にも多かれ少なかれ、
同じ思いをしていた人がいたのではないかと思います。




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出産を経験し育児真っ只中の今、この問題に触れることであの頃の思いを反省することとなりました。



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長男が低学年の頃、
PTA役員をしていました。

「働いているんです。」

話の途中で、何度もこの一言を聞かされるビオラ。

学校に来てください。
とか、
こんなことをしてください。
とか、

を話しているわけではないのにも関わらず、
それなのに、完璧なマウント発言を何度も聞くことに。

働いていない人がすべきことという、
我が子が通う小学校のPTA活動であるのに、それがひしひしと伝わってきて。。

働いているということ。
それは、小学校へ通う子どものためのPTA活動とは切り離して考えるべきこと。

こんなことを言うと、
時間もないのにと反感を持たれそうですが、
その時の「働いているんです!」の言葉の発し方があまりにもきつく・・

もし、自分が働いていて役員の方に同様のアプローチをされたら、
「仕事をしているので、できる限りのことをお手伝いさせてください。」

ですんなり返すであろうと。

そんなPTA活動も、誰かに負担がかかることを避けようという流れの元、
段々と縮小されています。




そういえば、当時こんなこともありました。


「お母さん、PTAって給料でるん?」
と自宅で資料を作りながらパソコンとにらめっこしていた時、長男が私に聞いてきました。

「1回200円でも給料くれたらいいのになぁ。」
と労いの言葉と共に。




給料の発生するPTA(笑)
200円は置いといて、
PTAの主旨が違うかもしれませんが、もし給料制ならあの時の私の負担も明らかに減っていたと思います。


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少し話が反れました。

言いたかったのは

同様、
「子どもがいるんです!」


と、当たり前のようにマウントをとりつつ、仕事を休みますと言われると、
それはそれは不快なもので、その日負担が増える人への配慮が明らかに足りない。

ということ。


「風邪ひいてるんです!」
「有給なんです!」

熱もあって辛いんです!
久しぶりの有給なんです!

と。

子持ち様に限らず、そうでない様であったとしても、
同じことですよね?

その場に穴を空けることになるのであれば、
最低限の配慮というものが必要であって・・

本当に本当に申し訳ありませんではなく、必要最低限の配慮・マナー。

その気持ちがあれば、マウント発言はできないはず。
それでも、なお嫌味を言われたり、理不尽な対応を取られた時には、

屈することなく、
子持ち様ですが、何か!?

で構わないと私は思います。





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長男をベビーカーに乗せて
デパートへ行った時でした。

空いているエレべーターに乗り、邪魔にならないよう隅の方でできる限り小さくなっていました。

「ベビーカーなんかでエレべーターに乗らんでほしい」
と、中年の男性がボソッと隣にいた奥様にではありますが、

皆に聞こえるであろう声で
つぶやき、その後もボソボソ言いながら降りて行かれました。


長男が大声で泣いていたわけでもなく、
空いていて、十分な空間もありました。

それでも、
「すみません」
と言う自分がいました。


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きっと、
過去に嫌な思いをされたことがあるのかも?
と男性の立場になってみようと努力してみたり、

赤ちゃん連れでデパートに来ないでほしい!
と思ってるのか!

と勝手に妄想し、モヤモヤしたりしましたが、

それ以来、
ベビーカーの間はデパートに行くことはやめようと思いました。




この男性にとっては
エレベーターの私が子持ち様だったんでしょうね。


何年も前の話でありますが、
あれから何も変わっていない。






日本の未来を担う子ども達、若者達の減少を防ぐのは・・

2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況





日本の未来を担う子ども達、若者達が、
生き辛い世の中で、自分の居場所を見つけることが出来るよう私達大人はすべきことが山積みなのに‥

起こりうる災害から我が身に加えて、彼らを守るために、
私達大人は手を取り合わなければならないのに‥



いつまでも、争いを続けていたら
このグラフの数はきっと回復しない。


「僕たち、私たちが、こんな社会で生き抜いていけるだろうか。」
と。


そして、
「家庭を持ち、そこで自分の子を持つなんて‥」
と、恐ろしくなるはず。

どんなに国の制度が変わっても、
それを利用する私達の思いが変わらなければ、
何も変わらない。


いざ、その立場にならなければ本当の理解なんて到底できない。
でも、
それでも、
難しくても、

皆が1歩ずつ引いてまわりを見ることが出来れば、
少しずつ変化が訪れるのではないか



と・・
思った話。

どうか、これを最後まで読んでくれたあなたが、
子持ち様論争って・・

と考えるきっかけになってほしい。
の願いを込めて。





たくさんの課題が背景にあるこの子持ち様論争。
その中のほんのわずかな部分にしか触れていませんが、

ビオラなりに
慎重に慎重に、修正を重ねながら数日かけてまとめました。


明るい未来が訪れてほしい。
と思いながら、
最後までお付き合いくださったあなたへ、


心からありがとう。
ビオラさんち








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